UPしようUPしようと思いながらも、気がつけばもう5ヶ月が過ぎてしまいました。
うかうかしているとあっという間に数ヶ月が過ぎてしまいますね〜恐ろしい恐ろしい…

さて、タイトルにもある世界一、何で世界一になったかといいますと、2017年4月16日に東京体育館で開かれた、極真空手 国際親善空手道選手権大会 40〜44歳-70kgクラスに出場させていただき、念願の優勝!世界一となることができました!

思い起こせば2010年の6月、34歳から運動不足による体調不良により事務所から一番近いという理由で極真空手に入門してから早7年(未だ2級の茶帯、黒帯になれておりません…まだまだ先は長いですね)、今まで出場してきた空手の大会は、

・2010年 城西カップ 一般新人戦初級クラスに出場/結果:一回戦負け
(皆さん毎日何年も稽古されてる中、極真歴4ヶ月で出た試合、そんなんで勝てる程甘くないです。はい)

・2012年 城西カップ 35〜39歳 無差別級クラスに出場/結果:優勝
(1年以上稽古行けず偶然大会一ヶ月前に稽古再開した時に突然出場することになった思い出の大会)

・2013年 秋季関東空手道選手権大会 35〜39歳-75kgクラスに出場/結果:3位
(初の関東大会!痛恨の顔面殴打により反則負けとなってしまった不完全燃焼の大会でした。練習あるのみ)

・2014年 国際親善空手道選手権大会 35〜39歳-70kgクラスに出場/結果:一回戦負け
(そして初の国際大会!でしたが国際大会なのに外人と戦う前に日本人に負けてしまいました…残念悔しい)

・2014年 全関東空手道選手権大会 35〜39歳-75kgクラスに出場/結果:優勝
(国際大会の悔しさをバネに挑んだ関東大会。大きい選手が多かった中での優勝は嬉しかったです)

・2015年 国際親善空手道選手権大会 35〜39歳-70kgクラスに出場/結果:三回戦負け
(初のロシア人との対戦でテンション上がりましたが判定により負けてしまいました、悔し〜)

・2015年 ワールドシニア空手道選手権大会 35〜39歳-70kgクラスに出場/結果:一回戦負け
(今度はポーランド人に敗退…胴回し回転蹴りを出そうと狙いすぎてしまい完全に作戦ミス…悔し〜)

・2016年 国際親善空手道選手権大会 35〜39歳-70kgクラスにエントリーしましたが、緊急手術のため棄権
(仕事も詰まっていたし大会も出たかったので気合の入院二日で退院しましたが、出られませんでした。)

そして迎えた今回の国際親善空手道選手権大会 40〜44歳-70kgクラスに出場し、1日で5人、一回戦では初っ端からの外国勢、中国人(近年格闘技に力を入れている中国はかなり強くなっています。本腰入れると中国はあの人口ですから何でも強くなりますね…)、決勝では雪辱のロシア人を倒して国際大会で優勝することができました!
やっと念願の世界一に!やったー!嬉し〜(≧◇≦)/ 


優勝者はK-1でお馴染みのフランシスコ・フィリオ師範から表彰していただきました。2位3位は別の方から。


いつもご指導いただいている城南目黒中央支部の池田師範と道場の先輩、後輩との一枚。
皆さんいつも有難うございます!


そして、壮年の大会の中で一番大きい国際大会で優勝するとワールド空手という雑誌にも載せて頂けます(^▽^) 写真は決勝戦で僕がローキックを出しているところです。

僕は大体月に1回、多くても月に3、4回くらいしか道場に通えません。他の道場に通われている方は、週に5日や 6日、月で言えば20日から24日くらい稽古されていると聞いています。国際大会のような大きな大会に出場される方々の中には指導員をされている方も多くいらっしゃいますので、それこそほぼ毎日稽古されている方逹ばかりなのですが、それでも大会に出場して勝ちたいとなると、いつも感じることはデザインの仕事も空手の試合もそのプロセスにおいて考えることが同じだなということです。これはインテリアに限ったことではなく、何かをやろうとしたときにはやはり同じような考え方をしています。

空手の試合においては、まず優勝するという目標を設定したら、次に少ない練習や稽古の時間の中で、全てを満足いくまでやることは出来ませんので、何を優先させるのか、全体のバランスを見ながらその目標が達成出来る方法を真剣に考え、目標実現の可能性を可能な限り高めていきます。それをインテリアデザインに置き換えると、優勝という目標が繁盛店をつくることになり、数少ない練習や稽古の時間といった制約が、法規やロケーション、予算や時間などからくる制約にかわり、その制約の中で繁盛店をつくるためにはどうしたらいいのかということをバランスを見極めながら真剣に考え、繁盛する可能性を高めていくということになるのかなと思っています。

バランスを見ながらというのは、バランスを均等にとるということではなく、制約の内容に応じてある部分だけ突出させたりすることもあります。空手で言えば時間のない中で、例えば得意な技の強化(長所を伸ばす練習)のみにフォーカスして時間の大半を費やすということだったり、インテリアデザインでは、例えば予算が無いプロジェクトでは全体的に満遍なく予算を使う(お客さんからしたら何も印象に残らない可能性がある)のではなく、お客さんの印象に残る部分や店舗への導入の仕掛けなど(お客様にご来店いただく、もしくは印象づけることにより、また来たいとリピートしていただく)にフォーカスして、予算の割合をその部分だけ増やしたりなど、あくまで制約の中において目標を達成する可能性を高めるためのバランスだと考えています。

空手とデザイン、一見全く関わりのないことのように感じますが、考え方の部分でもどちらにもいい影響を与えてくれています。これからもデザインを通じて、空手を通じて、刺激をもらい両方に役立てていきたいと思います。何かにチャレンジするということは幾つになってもいいものだなぁと感じます。インテリアデザインにおいても、デザインのルーティンワークにならないように、プロジェクトごとに例え数パーセントでもチャレンジする部分を大事にしながら取り組んでいます。

今回も同じ道場の皆さんには、仕事などお忙しい中、会場の手伝い、セコンド、応援で駆けつけてくださいました。選手だけでは試合は出来ません、皆さんにはいつもお世話になり、そして本当に感謝するばかりです。空手も仕事もチームプレイだということを強く感じます。ありがとうございました!

最後に、皆さんは仕事以外で何か夢中になれるものをお持ちでしょうか?
その夢中になれることと仕事を関連づけて考えてみると意外な共通点が見つかり、 新たな発見が出来て面白いかもしれませんよ。仕事がもっと好きになるかもしれません。笑
それではこの辺で、ありがとうございました。

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